あだかず  つれづれの記

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zoom RSS グレゴリー・ペックの死を悼む       2003.07.05

<<   作成日時 : 2006/03/04 20:41   >>

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 以前は、映画を見るのが好きで昭和30年代から40年代にかけて、映画をよく見に行った。それほど徹底的に見まくったというわけではないが、まあ割合見た方だと思う。邦画も洋画もなんでも見たが、邦画で記憶に残るものは、残念ながらあまりなく、ただ40年代からの寅さんシリーズだけは好きで、ほとんど欠かさず見た。

当時の洋画では、ハリウッドには個性的な俳優がきら星のようにいた。ゲーリー・クーパー、ジョン・ウェイン、チャールトン・ヘストン、ハンフリー・ボガード、グレゴリー・ペック、カーク・ダグラス、リチャード・ウイッドマーク、ヘンリー・フォンダ、マーロン・ブランド、アンソニー・クィーン、ロック・ハドソン、クラーク・ゲーブル、アラン・ラッド、ジェームス・ディーン、マリリン・モンロー、イングリッド・バーグマン、オードリ・ヘップパーン、キャサリン・ヘップパーン、エリザベス・テーラーなどなど、そして感動する映画が、いくつもいくつも作られていた。

 そうした映画の中で、自分にとって何が最高であったか、一概には決めかねるが、「ローマの休日」は殆どそれに近いものであった。あのオードリー・ヘップパーンの演じる王女と、グレゴリー・ペックの演じる新聞記者が、偶然に遭遇したローマでのつかの間の休日と、恋の物語、そこには人生の楽しさ、幸せ、ユーモア、悲しみ、そしてどうにもならない空しさなど、人生で味わう色々なペーソスが凝縮されていた。何度みても見飽きることがない。楽しくもあり、ちょっぴり悲しい物語であった。

 ヘップパーンの可憐さは、較べるものがないほど魅力的であったが、新聞記者を演じたグレゴリー・ペックのハンサムで淡々とした風貌、演技もまた男性からみても魅力的であった。たった一日の出来事であったが、こんな楽しく、わくわくするような人生経験が出来たらどんなに楽しかろうと、誰もが内心思ったことだろう。最後の記者会見で、記念の写真をグレゴリー・ペックがヘップパーンに手渡すシーンは、色々な感情が交錯する一番印象的なシーンだった。グレゴリー・ペックの作品は他にもいくつも見ているが、一番評価の高いとされる「アラバマ物語」は見ていない。彼は、6月12日、ロサンゼルスの自宅で死去した。87歳であった。嘗ての名優たちの多くは、今はない。

(追録)  このおよそ3週間後に、キャサリン・ヘップパーンが亡くなった。享年96歳だった。あの名作「旅情」は1955年の作品だから、彼女はあの時は48歳だった。彼女は、水の都、イタリアのベニスを一人旅する中年女性として、前述の「ローマの休日」と情景は違うが、楽しく、そして切なくもあるという点では共通した役柄を見事に演じきった。


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